任意売却の成功率はどれくらい?成功するためのポイントをご紹介します!
2021.05.01
任意売却をご検討されている方は、任意売却の成功率をご存じでしょうか。
任意売却をご検討されている方の中には、成功するか不安という方もいらっしゃると思います。
そのため、本記事では任意売却の成功率はどれくらいなのかについてご紹介します。
□任意売却の成功率について
みなさんは任意売却の成功率はどれくらいだと思いますか。
あまり高くないとお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
任意売却は一般的な不動産売買とは異なり、住宅ローンなどの抵当権や保証人からの同意を得る必要があるため、難易度が高く見えてしまいがちです。
しかし、任意売却は多くの場合が成功します。
具体的には、競売申請前の成功率は約98パーセントと言われています。
しかし、競売申請後は約78パーセントと少し成功率が下がってしまいます。
その理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は、販売時間の違いです。
競売申請前は債権者に任意売却の申出をすることで、任意売却の販売活動の期間を約3〜6カ月ほど設けられます。
しかし、競売申請後では競売の状況を確認しながら販売活動をする必要があるため、時間との勝負になってしまい、十分な時間を設けられません。
2つ目は、債権者交渉の違いです。
競売申立前であれば、債権者は販売価格や必要費用の捻出に関して寛容に対応してくれることが多く、好条件で任意売却できます。
しかし、競売申請後では債権者が同意する売却金額が高くなることが多く、売却が難しくなってしまいます。
□任意売却の成功率を高めるには
上記では、任意売却の成功率についてご紹介しました。
では、人に売却の成功率を高めるためにはどのようなことに注意すれば良いのでしょうか。
本記事では、2つのポイントをご紹介します。
1つ目は、適正な価格で販売することです。
売主も債権者もできるだけ高く売却することが目的ではありますが、高すぎると売却までに時間がかかってしまい、競売に移行される可能性があります。
そのため、できるだけ市場価格に近い適正な価格で売却しましょう。
2つ目は、できるだけ多くの時間を確保することです。
任意売却で成功するために重要であると言われているのが時間の問題です。
そのため、早めに債権者に相談をして、任意売却会社に依頼することが重要です。
□まとめ
本記事では、任意売却の成功率についてご紹介しました。
任意売却は成功率が高いですが、時間をかけてしまうと失敗することがあるためは早めの行動を心がけましょう。
また、当社は兵庫など関西圏の方を中心に任意売却の依頼を承っておりますので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。